TVスペシャル第1弾 … 初放送日:1989年4月1日
マイケルという少年から、コンピューターウィルスを自在に操作できるという「ニューウィルス」の開発者探しを頼まれたルパンと次元。
一方修行中の五右ェ門は、何者かに追われるイザベルという女性を救い、彼女の用心棒となった。
自由の女神に隠された世界最大のダイヤモンド、スーパーエッグ。 それをルパンが手に入れたことを知り、イザベルは買い取りを申し出る。
しかし、秘密結社スリーメイソンに操られた不二子の手引きにより、イザベルが組織に連れ去られてしまう。
実は、彼女はニューウィルスの開発者であり、マイケルの母親だったのだ。
そしてスーパーエッグは、彼女の潜在意識の奥に封印されている、ニューウィルスのデータを引き出すための鍵だったのだ……!
知らなかったとはいえ、子持ちの女性に惚れてしまった五右ェ門…(-_-;)
年は割と近いんだろーに、イザベルの方が何枚も上手(うわて)でした。やはり母は強し?(笑)
作画の年齢が上がっていて、いつも以上に彼が老けて(失礼!)見えたのが気になりましたが、 一応活躍してくれたので、まぁまぁ安心して見られる作品です(^^;)
やっぱりラストの感動(とゆーか悲哀)シーンが効いているのでしょうか。
でもこの作画だと、恋愛話は似合わないかも。 まぁ、だからこそ、よけい純情そうに見えたのかもしれませんね(笑)
五右ェ門、このときはウブ(?)だったんだなァ…(遠い目)

それにしても、マイケルってすごい子供ですよね。あの歳で、コンピューターを自在に操るなんて!
そして何よりスゴイのが、初めて見たはずの巨大コンピューターの、操作方法がすぐに分かったこと!
私なんか、マニュアルがあっても絶対ムリですよ。核ミサイル発射されて、人類滅びてます(苦笑)
ラストの母との触れ合いは、じーんときますね。 ここが見どころ……と言いたいけど、悲しくて言えないです(><)
イザベルには、生きてマイケルと一緒に暮らしてもらいたかったですね。二人とも、かわいそうで…。  マイケルの「ばっかやろーーーー!!」が心に残ります。
*          *          *
ルパン、引退してましたね〜。
ルパンって、何があっても誰を好きになっても泥棒やめない気がするんですけど。てゆーか、やめて欲しくない!!  でも、「現役復帰」のシーンは格好良かったですv
次元に関しては、ルースターを助けられなかったことが残念です。敵があんなに近付くまで気付かないなんて、 次元らしくないよ〜(;_;)
……しかしまぁ、次元って一体何人「元相棒」がいるのだろう?
不二子ちゃんは、敵地に侵入(?)するところが格好良くて好きです。ジミーが去った途端に本性を表すし(笑)
でも操られてる時はコワかった…(@@;)

スリーメイソンのナンバー1、シルバーマンもよく分かんない奴ですよね。 妙な妖術使うし、123歳だし!
別にそんな変わった人間にしなくても、充分コトは足りたと思うのですが…。 変わった人間の割には、あっさり暗殺されちゃったし。イザベルのお色気パワーは、妖術にも勝るのか…(笑)

考えてみると、この『バイリバ』って、最初のTVSP作品なんですよね!
五右ェ門がヒロイン or 敵女に惚れてしまうという流れを作った第一作…… と言うと、かなりムナシイ気持ちになります…(-_-;)
(劇場版ではすでに『バビロン』があるけど。 てゆーか、新TVシリーズの頃あたりから、すでにその兆候がありそう/汗)

(掲載日:2001/9/16)

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