TVスペシャル第2弾 … 初放送日:1990年7月20日
数億ドルの財宝の在処が記されているというヘミングウェイ・ペーパーを求めて、ルパンはある島に向かった。 そこでは、同じく宝を狙うカルロスとコンサノの両軍による内戦が続いていた。
酒場を経営するマリアという女性と出会うルパン。しかも、次元がコンサノの、五右ェ門がカルロスの雇われ兵となっていた。 それぞれの目的を果たすために──。
一方、武器密売人マルセスの秘書となっていた不二子も島にやって来る。 ルパンと共に、ヘミングウェイ・ペーパーが入っているパンドラの箱を盗み出すが、追撃に遭い箱はコンサノの手に渡ってしまった。
両軍の利害のため、戦わせられることになった次元と五右ェ門。 ルパンは彼らを救うため、そして財宝を手に入れるため奔走する──!!
ストーリー的には面白くてスッと入り込めました。
……が、何だかテンポが悪いというか、盛り上がりに欠けるような気がしました。
この話で最大の山場というと、やはり炭坑か何かでの次元VS五右ェ門でしょうね!  でも、その割にはシーンが短いというかあっさりし過ぎているのでは…?
もう少し引き延ばしても良かったのではと思いました。 別に、二人にもっと辛い目に遭え、と言ってるワケじゃないけど(笑)

銭さんは情けない役回りでしたね〜。 ハッキリ言って、ストーリーには何の関係もなかったし(-_-;)
銭さんが如何にしぶとくルパンを追うか、という点に於いては、文句なしに証明されていましたけど(苦笑)
今回次元の過去の話とか出てきたので、次元の活躍話か!?と思いきや、そうでもなかったようです。
ピンチになってはルパンや五右ェ門に助けられていましたね。 “助ける”次元はムチャクチャ格好良いけど、こういう話も良いかな〜と思います。 「仲間と相互に助け合える」関係って、素敵vv
*          *          *
マリアのバーに日本酒があったのが笑えます。 もしや、世界中の酒を仕入れてるの!?あの島に、他に日本人がいるとは思えないけど(笑)
そして、マリアの呼称が面白い! ルパンが「ママ」(普段は「マリア」だけど)、次元が「姉ちゃん」、五右ェ門が「女将」。 人の呼び方にも、それぞれの性格が表れてますね(笑)

五右ェ門というと、冒頭のセリフが頭から離れません。「つまらぬ物を斬り過ぎた」云々。 そりゃまぁ、確かに今までたくさんつまらんモノを斬ってましたが…(汗)
どうか、これ以上彼がつまらぬモノを斬りませんように!
(それにしても、あのグラサンかけた坊さん、怪しかったなぁ〜^^;)

ラストでのパンドラの箱、なぜつついただけで割れたのでしょう? それも真ん中からパカッと真っ二つ!!
何度も同じ場所を斬りつけて、強度が落ちていたのでしょうか。皆のビックリした顔が面白いです。
五右ェ門本人ですら、まさか斬れるとは思ってなかったんだろうなぁ〜(笑)

そう言えばこの話見ているとき、敵の名が何かややこしい(覚えにくい)と思ったら、ボスの名が皆4文字なんですね。 カルロス、コンサノ、マルセス──カタカナの名前って覚えにくい…( ̄∇ ̄ゞ

(掲載日:2001/10/20)

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