TVスペシャル第5弾 … 初放送日:1993年7月23日
ルパン専任捜査を解任され、意気消沈の銭形警部。 同情したルパンは、彼が次に命じられた仕事である、武器密売組織ショットシェルの壊滅捜査に力を貸すことにする。
核物理学者のカレンを強引に仲間に引き入れ、原子力潜水艦イワノフを乗っ取ったルパンファミリー+銭形。 そしてイワノフを欲しがっていたショットシェルへの接近に、まんまと成功した!
協力すると見せかけて、密かに組織の莫大な売上金を狙う、ルパン・次元・不二子。 しかし一方、別行動の五右ェ門たちの前に、銭形の後任でありながら組織に雇われていたキースが現れる。
計画は失敗。カレンがさらわれ、五右ェ門、次元が相次いで殺られてしまった…!!
キースから次元の死を聞かされ、動揺するカレン。 かつて彼女の父を殺した憎き仇が、次元だったのだ…。
不二子も敵の手に落ちた今、残るはルパンと銭形のみ。
ルパン暗殺の密命を受けたキースから、果たして逃げ切ることができるのか。
また、ショットシェルを壊滅することはできるのか…!?
珍しくも、銭形警部が仲間となるお話です。
敵であるルパンたちの手を借りることに、もうちょっとためらいを持ってもらいたかった気もしますが、 こういう銭さんもたまにはいいかな〜と思います。 エプロンして、いそいそと食事の支度をしている姿は、なんだかほほえましいですねv
でも五右ェ門が海に落ちたとき、なんですぐに助けようとしなかったんだろう?  銭さん、すぐそばにいたのに…(自ら飛び込むのは無謀だけど、助けを呼ぶくらいなら!)
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敵ボスのジョンが小柄で普通の人っぽいのも新鮮でした。 ……いや、巨大組織のボスというと、なぜか長身な男、威圧感のある男、というイメージがありまして…( ̄∇ ̄ゞ

カレンも哀しい女性ですね。
突然騒ぎに巻き込まれ、父の仇と出会い、利用され、最後には…。 物静かな女性なだけに、余計に重荷を背負い込んでしまっているような感じがします。
また、そんな彼女の様々な思いを受け止める次元が素敵です。
危機一髪、ルパンを助けに現れるシーンも良いですよね〜v  あまりにタイミングが良過ぎて、ちょっと笑えますが…(こらこら)
ちなみに、この時のルパンがとっても格好良いのです。 追い詰められて絶体絶命なのに、余裕さを失わずに敵と会話出来るあたりが! (さすがに、一瞬死を予感したみたいだったけど)

五右ェ門も格好良いです。あまりセリフがなくて、ついでに活躍の場面も限られていますが (画面には写っているのに…/涙)、物静かな剣士って感じがします。
でも、あんな大怪我したのに、走ったりして大丈夫なのだろうか…? (その前に、動けること自体がスゴイ/笑)
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湿り気を与えると爆発するガムとか、ニセモノの腕とか、最初にルパンが買い込んだガラクタ(?)が ちゃんと活躍しているのが面白いです。 こういうちょっとした遊び心が、やっぱり必要ですよねv
それにしても……次元が女性と絡むとこんなにカッコイイのに、なんで五右ェ門だと情けなさが目立つ方が多いんだろう…(涙)
(↑あ、今回も情けなかった、って言ってるワケじゃないですよ。そーゆー作品が多い、と言ってるのです^^;)

……なんだか感想は短くなっちゃいましたが、大好きな作品ですv

(掲載日://)

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