TVスペシャル第7弾 … 初放送日:1995年7月18日
大泥棒ハリマオの残した財宝を追い、在処を示す鍵となる三体の像を探すルパン。
しかし像を探している者は他にもいた。 膨大な負債を抱えたアーチャー卿は、孫娘のダイアナと共に財宝を探し出そうとしていた。
同じく財宝を狙うオカルト集団、ネオ・ヒムラー一派に対抗するため、ルパンはアーチャーと正式に手を組む。 実はアーチャーは、かつてハリマオと親交があり、財宝の秘密を握っている人物だったのだ。
この作品で一番気になったこと、それは、ルパンが「ルパンらしくない」(と思った)ことです!
まず、ルパンがやたらとボコボコにされるシーンが多いと思いました。 それだけ敵が強いんだろうけど、やられたら倍やり返すくらいじゃないと! 正直、ルパンが弱っちく(失礼!)見えました。 しかも、油断しまくってたし…(汗)
それから、終始アーチャー卿に押されっぱなしでしたね。 秘密を聞き出せなくてふて寝したり、一方的な指示に不承不承でも従ったり…。
確かにアーチャー卿は一筋縄じゃいかない人物ですが、本当はルパンの方がずっと上手(うわて)な筈です。 相手に従うばかりのルパンは、やっぱりルパンらしくないですよ〜(><)
いつもの「不可能なことを可能にする」行動的なところが見られなかったのが残念です。

あ、それと、静止画が多いのも気になりました。多用すると効果が薄れると思うけど…。
*          *          *
何だか気になるコトばかり書いてますね。でも、まだまだ続きます(笑)
次は五右ェ門のバイトについて。
修行するにも先立つものが必要って……修行場への旅費でしょうか!?
カネ欲しいならバイトじゃなくて、仕事(盗み)に加わって分け前貰えばいいでしょうに。 仮にも盗賊の仲間なんだからさぁ〜……と、思ってしまいました。
せめて時給じゃなくて、金塊か何かでド〜ンと払ってよ…(汗)

「燃えよ斬鉄剣」の時にも思ったんですけど、このキャラデザさんの描く不二子ちゃんって、 あまり美人じゃないような気がします(^^;)
……え? これってやっぱり禁句かしら??(笑)


え〜と、気になったのはそんなところかな。
敵は笑えますね。 変声器まで使って必死に女性(?)を演じている割には、顧問弁護士として堂々と男性の姿で出てくるし。 「美しい」モノにこだわっていたから、性別は関係なしに、ただ「美しく」なりたかっただけなのかもしれませんが…(^^;)
てゆーか、部下は彼が男だと知っていたんでしょうかねぇ〜?

アーチャー卿は、結構面白いキャラ(性格ではなく役割として)だと思いました。
だって、ルパンが霞むほどの渋〜〜い魅力を振りまいていましたし!(それで良いのか、ルパン?)
でも彼は確かに見た目は渋いけど、声も性格も渋くないですね。 女にデレデレしてるところは、とても「渋くて素敵な老紳士」には見えません。 ……が。女好きのルパンを見慣れている不二子ちゃんには、 そんなことはマイナスポイントにはならなかったようです…(笑)

ダイアナは、行動的で格好良かったです。
ただ、イマイチ性格がよく分かりませんでした。 見た目は気が強そうで(実際にも気が強かったけど)、ワガママっぽく見えたけど、そうでもないみたいだったし。
もうちょっと博学なところを見せてくれたら、考古学の教授って設定も生きてくると思うのですが。
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あぁ、なんだか「気になること」ばかり書いちゃいました(ーー;)
「面白いところ」よりも、つい「気になるところ」に目が行っちゃうんです。 そんな私はそーとーなひねくれ者なのでしょうか(笑)
それにしても、せっかくお宝探しがテーマなんだし、もっと面白いストーリーに出来たんじゃないかと思うと残念です( ̄〜 ̄;)

(掲載日:2002/5/22)

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