TVスペシャル第8弾 … 初放送日:1996年8月2日
かつてのヨーロッパシンジケートの首領ドルーネから、 トワイライトと呼ばれるダイヤを手渡されたルパン。 隠し財宝を見付け出す鍵であると聞きモロッコに飛ぶも、銭形のしつこい追跡や、 殺し屋・貞千代たちの襲撃に遭う。
ルパンはモロッコで出会ったゲルト族の少女ララと共に行動するが、 その過程でトワイライトの片割れの存在と、ドルーネの過去を知ることとなる。
まずは、不二子ちゃんが若々しいことにビックリ!  そっか、絵柄が童顔なんだな…(笑)
なんかやけに女性陣の裸シーンが多いなぁ〜と思うけど、あまりに堂々としてて(?)、 そんなにヤらしい描写はないのでまぁいっか。
全体的には、なんつーか、あまり印象に残らない作品でした。 よく考えたらあまりルパンらしいシーンがないんですよね。 作戦を立てて何かを盗み出すこともなく、頭脳を駆使して何かの謎に迫るわけでもなく、 ワルサーやマグナムの活躍の場も(ほとんど)ない。
それに、ルパンがドルーネの話したことについて何度か「裏がありそうだ」と首をひねってたけど、 そんなのルパンなら最初から察知してそうなものだけどな〜…と思っちゃったし。
五右ェ門の戦闘シーンは格好良かったけど、なにしろ出番がとんでもなく少ないから、 あれくらいはやってくれないと困る…(^▽^;)

謎に迫ると言えば、ルパンが結社の大司教の正体を暴いてたけど、 「長老の息子が裏切るとは思えない」、「息子と同じ大学にICPO本部長が在籍していた」という情報だけでは、 本部長=大司教(長老の息子を殺害して成り代わる)とは断定出来ないと思うんだけどな…。 いくら、わざわざモロッコまでやってくる本部長が怪しく思えてもね。
そう言えば、本部長の祖父がイゴ族の英雄と聞いた銭さんが(何故か)呆然とするシーンがあるけど、 それを見て、てっきり銭さんが敵の正体を暴くのかと思ってました。 でもルパンに言われて初めて知る始末…(意味無いじゃん:;)
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オカマの殺し屋・サソリの貞千代は、ひたすらインパクト大でした!!  いやぁもう、気色悪かった〜!(褒め言葉です/爆)
彼、かなり強いんですよね。なにしろルパンを追い詰めて止め刺そうとしたくらいだし、 斬鉄剣を力押しでへし折ってるし。 いくら人質取っても貞千代は「逃げるな」と言っただけで、武器の使用は制限してなかったのだから、 戦闘能力だけで言うときっとルパンよりも上なんだと思います。
ただし、時と場所によってはルパンに軍配が上がるでしょうけどね。 貞千代は、頭の良さでは到底ルパンには敵わないだろうから(笑)

砂漠で流砂に巻き込まれたシーンでは、ララと運命を共にしようとしたルパンにちょっと違和感が…。 ルパンは基本的にはカワイコちゃんに優しい、っつーか弱い(笑)から、 見捨てられなかったこと自体はルパンらしいのかもしれないけど──
相手が不二子ちゃんだったら……もしくは恩人である女性、はたまたその娘だったりしたら、 間違いなく(?)最期まで一緒にいてあげると思います。 でもララは、いくら可愛くてもまだ出会ったばかりでお互いよく知らないわけだし、 この時点ではドルーネの孫娘ってこともルパンは知らないわけですよね。 それなのに、まだやるべきこともあるのに、 この場で本当に一緒に死ぬつもりだったのかと思ってしまうのです。
まぁ、そのララが流砂に嵌ったそもそもの原因がルパンにあることから、 責任を取る意味でも見捨てられなかったのかもしれないけど…。
…あぁ、それともこの前に貞千代の人質として酷い目に遭わせちゃったから、その負い目もあるのかな?  それでも何となく納得出来ないと思ってしまうのは何故だろう…(;^_^A
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ルパン以外のキャラは、今回あまり出番ありませんでしたね。 不二子ちゃんはそこそこ出て来たけど、ルパンを誘惑してただけな印象があるし(笑)
ルパンのピンチに登場するという同じ状況であっても、 次元はイマイチ五右ェ門よりも目立っていないと言うか、 ストーリーにもほとんど絡んでないんじゃないかと思いました。 それはそれで、珍しい…かも?

そうそう! 若い頃のドルーネ爺さんはルパンとそっくりだったそうだけど、 それってつまり、ルパンがあと90年くらい生きたら、ああなって(!)しまうってこと!?(爆笑)
それとも、太らなきゃ大丈夫なのかな。新ルでの未来を写すカメラの話では、 確か100年後のルパンは痩せたヨボヨボのお爺さんだった筈だから…( ̄▽ ̄;)

(掲載日:2009/7/26)

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