今回のテーマは、レギュラーキャラの「出会い」！
……と聞いて、不安になった方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人。 始まるまでは「期待３割、不安７割」でした（笑）
なにしろ出会いと言えばTVシリーズで一部すでにやっているネタですから、それがなかったことになったらどうしようかと気が気じゃなかったのです。
……いやぁ〜、あんなオチだったとは！！ ラストまで見てようやく落ち着けました（￣∇￣ゞ
内容はとても面白かったですｖ（←オチを知ってるからこそ言えることかも…？？）
特に、前作では散々だった五右ェ門が、騙されてもなく情けなくもなく格好良く活躍してくれたことが嬉しかったです。 稲妻斬ったり車を走って追い掛けたりと、やや超人ぶりを発揮「し過ぎ」ている面もありましたけど…（笑）

銭さんの方は逆に、コミカル路線に戻っちゃいましたね。 でも腕っぷしがやたらと強かったり、自分の信念を貫いていたりと、格好良い面もたくさんありました（＾＾）
てゆーか、最初は不二子ちゃんを追ってたんですね〜。そしてルパンとの出会い。……運命ですね（笑）

コミカルと言うと……
シリアスな中にも、ルパンのギャグ顔が結構あって良かったです。 「カッコイイ」表情ばかりよりも（個人的には）親しみが持てますし。
あぁ、それにしても、それぞれの「対決」が見られましたね〜ｖｖ
どれも決着が付かないあたりがテレスペらしいと思いましたが（笑）
敵に捕まっている時に（罠に引っかかったガルベスの姿を見て）大笑いするルパンと次元の姿が新鮮でした。 ここで一気に二人の距離（と言ったら語弊があるかな？）が縮まったんでしょうね。
不二子ちゃんは今回（も？）裏切ってばかりだな〜と思いました。 でも落ち着いた魅力がありましたよね。やっぱりヒステリックなのは彼女らしくないです(^^;)

そして、そんな中に現れた、十三代目石川五右ェ門……
丸腰で乗り込んできたのには正直驚きました。いくら腕に自信があるといっても無謀すぎ！
しかも、お宝の「鍵」の正体が斬鉄剣だったとは。 その箱を開けるとき、中身（斬鉄剣）が光ってたけど、 白鞘の刀がどうやったら光を発するんでしょう？（真面目に悩むなよ…）

そういえば、大富豪ハンスの所からお宝の書物を取り出す「鍵（斬鉄剣）」を盗み出す時、 盗んだと見せかけて金庫を開けさせてましたが…… こういう手は、もはや古過ぎやしませんか？（笑）
この時の（変装を）銭さんに見破られても冷静に反論するルパンが素敵でしたｖｖ

……以上は、ルパンの「作り話」だったんですよね？？ 少なくとも私はそう信じてます（笑）
TVシリーズのファンを意識してこういう展開になったんでしょうけど、ファンの追求を上手くかわした感じです。 同じ手は二度と通用しないだろうなぁ〜…(^^;)
ラストの「現在」のルパンたち４人が揃ったシーンでは、なんだか妙に感動しました。 何も分かっていない記者さん（視聴者含む？）に向かって、不敵な笑みを浮かべて……とても格好良かったですｖ
ＥＤもステキ。 それぞれに役割（活躍の場）があって、警察を上手く騙して、本人たちは悠然と正面から現れるなんて！
結局、（作り話じゃなく）実際に「クラム・オブ・ヘルメス」がどういう存在だったのかよく分かりませんけど、 ルパンの語った「お話」の中には、真実がたくさんあったんだろうな〜と思います。 それらを格好良くまとめてみたんでしょうか（どうりで見たようなシーンがたくさん出てくるワケだ…／笑）
不二子ちゃんの髪の色がラストで金髪だったのにはビックリしました。 これって、「本編」と色を変えることによって「作り話」であることを強調しようとしたのか、 はたまた単に時間の経過を強調したかっただけなのか…(^^ゞ
まぁ、時代的におかしい部分はたくさんありましたよね。 「本編」でパソコンが出てきたけど、 旧TVシリーズで初めてルパンと五右ェ門が出会った時は、今じゃ時代遅れの超大型コンピュータだったのに…！ 自動改札も出てきたっけ。
そんなワケで、「作り話」決定〜（笑）


いや〜、嬉しさのあまりついつい長くなっちゃいました（￣∇￣ゞ
来年も思わず期待しちゃいそうです♪（笑）

（掲載日：2002/8/2）